日付の決まらない将来に淡い幻を置いてゆく。考えてみれば、迂闊な言葉ばかりを並べて、どれほどの傷を負わせたのかもしれない。僕はそれを灯だと思っていた。君はそこに炎を見ていた。その違いを知らないで、僕は先送りばかりを繰り返していた。
先送りばかりがうまくなってゆく灯りなのかも炎なのかも
日付の決まらない将来に淡い幻を置いてゆく。考えてみれば、迂闊な言葉ばかりを並べて、どれほどの傷を負わせたのかもしれない。僕はそれを灯だと思っていた。君はそこに炎を見ていた。その違いを知らないで、僕は先送りばかりを繰り返していた。
先送りばかりがうまくなってゆく灯りなのかも炎なのかも