強くなって待ってる、そうしていつか「おかえり」で迎えてあげると言って、絶対に来ない未来を信じたがった頃がある。失うときは、この喪失がほんのひとときの気の迷いだと思いたがるものなのだ。今でも秋の風が過ぎるたび、続編を妄想してしまうことがある。
「ただいま」を待ってしまった詩人です秋の優しい風は痛いね
強くなって待ってる、そうしていつか「おかえり」で迎えてあげると言って、絶対に来ない未来を信じたがった頃がある。失うときは、この喪失がほんのひとときの気の迷いだと思いたがるものなのだ。今でも秋の風が過ぎるたび、続編を妄想してしまうことがある。
「ただいま」を待ってしまった詩人です秋の優しい風は痛いね