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[短歌]割り算になってしまった足し算だ いちたすいちの無音の欠片

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足して積み上げていくはずだった未来に辿り着くことができず、どの瞬間から、割り算は始まっていったのだろう。一生懸命だったひとつひとつ、その足し算の残骸のようなものが無音のまま心にのこる。

割り算になってしまった足し算だ いちたすいちの無音の欠片