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[川柳]メールには風を描いてる あ・うんだね

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以心伝心、書かないところにある甘い痺れ。言葉を選るよりも、想像に委ねて風だけを描く。相性もそうだし、それまでに積み上げた時間もそう。見えないものを見ようとして疲弊するくらいならば、きっとこんなだね、と思いあえる感覚を大切にしていたい。守りたいのは名誉じゃないから。

メールには風を描いてる あ・うんだね
ふあうすと2012年9月号「明鏡府」掲載