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[短歌]絵日記の色にならない声たちのまだ耳にいて雲の深さは

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ふざけあった言葉や約束の語尾はちゃんと覚えていて、夏の訪れるたび、雲の深さから零れては耳たぶに触れていく。青春は深い青、白が引き立つ。真剣だったんだなぁと思う。青は青なりに、ずっとそんな風のままの青が続くのだろうと信じていた。

絵日記の色にならない声たちのまだ耳にいて雲の深さは