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[短歌]公式を探してばかりいたくせに雲には乗れなかった ひとひら

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憧れに届きたくて、ずっと教則本を探していたような気がする。当たって砕ける勇気からは遠すぎて、結局いつも、秋の絵の具たちに支配されるころ、足らずばかりだった自分に疑問符をぶつけて過ごしてしまう。

公式を探してばかりいたくせに雲には乗れなかった ひとひら