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[短歌]カムチャッカまでリレーするボールには「守り抜いた」ときりんを描く

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この地球ではいつもどこかで朝がはじまっていて、僕らは朝をリレーして、交替で地球を守りあっている。遠くに聞こえるベルは警鐘ではなく、平和の証。そんな風にして世界の繋がっていることを感じさせてくれる谷川俊太郎さんの朝のリレーは大好きな詩。赤いボールの沈む空を眺めながら、カムチャッカの若者に、いつまでも僕たちがきりんの夢を渡していけるように祈った。

カムチャッカまでリレーするボールには「守り抜いた」ときりんを描く