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[短歌]見上げればひとつの屋根があるというたとえばそんな夢を見ていた

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雨ばかりでため息ばかり、そうしてひとつの屋根の下。ぽこぽこと珈琲、しゃららんと音楽。好きな本のページを繰りながら午後を過ぎていく。きっとそういうことを幸せと呼ぶのだと思っていました。夢はもう遠くの雨の下で。

見上げればひとつの屋根があるというたとえばそんな夢を見ていた