でじたるを泳ぐ魚の無限大
川柳界の高齢化が叫ばれる一方で、FacebookやTwitter、ブログでの発信や交流を試みる人も増えつつある。「誌」で繋がって「でじたる」で深まる。柳人たちの息遣いをいつでも感じられるのは楽しいものだ。書いて、すぐに伝えることのできる携帯電話やスマフォは短詩文芸との相性も良い。37歳の僕はこの世代の人たちに文芸の魅力を伝えていく。僕よりも先輩の方々には、この世界を試みて交流を深めてみてほしいと願う▼ちいさな秋の気配、続く残暑の予感。季節に関係なく泳ぐことのできる海、繋がれ、深まれ。
ふあうすと2014年9月号裏表紙