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[短歌]君の住む街にはどんな秋が来て僕を上書きしていきますか

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擦り切れるくらいに繰り返し聴いたカセットテープのノイズは今でも覚えている。街が秋に満ちていくと、同じように、足りたり足りなかったりしたあの頃のことが思い出されて、僕はもう、どれくらい薄くなってしまったのだろうと瞼を閉じてしまうことがある。

君の住む街にはどんな秋が来て僕を上書きしていきますか

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