短歌

[短歌]形ではないものだって欲しかったたとえば時間たとえば温度

与えたから与えられたのだと思うのではなく、必要とされて海月のように身を委ねてゆく。目には見えないものを重ねたがる僕は永遠の少年なのだけれど、案外、きみも彼も、同じ風なのではないかと思ったりする。

形ではないものだって欲しかったたとえば時間たとえば温度