短歌

[短歌]神様の戸に届くまでローソクの照らしてくれる靴は五線譜

2016年8月5日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]朝、霧がかかっていても夕焼けに間に合うように風が来るから

2016年8月4日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]幾重にも無傷の君を祈りゆく火のトンネルをくぐって吾は

2016年8月3日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]原石を探しに行った自転車を最後にどこで見かけただろう

2016年7月30日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]進路室では鳥にでもなれました 拝啓きみはお元気ですか

2016年7月29日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]「にしばた」か「にしはた」かって聞かれますここに答えを置いておきます

2016年7月28日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]主役にも寝ていてほしいときがある舞台は今日で終わりはしない

2016年7月27日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]追憶の駅で歩調を遅くする伝えたいのは湿った本音

2016年7月25日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]こい雨に沈まぬような屋根となれ予報どおりに風は冷たい

2016年7月24日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]受け入れる器になっていたはずの背骨に足したのは火のパーツ

2016年7月21日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]野良猫に名前を付けた記念日を覚えています 初恋でした

2016年7月15日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]カムチャッカまでリレーするボールには「守り抜いた」ときりんを描く

2016年7月12日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]逃げ込んだはずの場所さえ濡れていて電池の切れたスマホをにぎる

2016年7月11日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]締切の迫る原稿用紙にてヒカリの欲しいツキのない夜

2016年7月10日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]背伸びしたあたりで叶うことがある ときには泥の味も覚えて

2016年7月9日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]おっさんを演じて生きているひとの涙を聞いた海はプリズム

2016年7月3日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]それぞれの月にバトンを渡されて影ができたら指切りしよう

2016年7月2日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]踏切を越えてきた人だけの知る甘い蜜ですどうぞ勇気を

2016年6月26日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]夕暮れの雲が邪魔することもある雨じゃないだけ良しとするけど

2016年6月25日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

短歌

[短歌]指切りの未来の色を聞いていたトンビがすべる光の軽さ

2016年6月23日 nishibata

短歌と川柳とマカロニと

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