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[川柳]星の名は知らずに星を父と決め

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父の誕生日に同友会、人前での報告を終えた。商売は人の役に立つために在るのだと思っている、お金はいつも、尻尾のあたりについてくるということ。社内で僕の説くこの言葉は、生前の父の背中にずっと学びつづけた▼何年経っても「亡父」と書くことに抵抗がある。父のことを思いだしては、教えてほしいことも褒めてほしいこともたくさん。弱いのは父がいないからで、強くなれるのは父がいるから。

星の名は知らずに星を父と決め
ふあうすと2015年9月号「明鏡府」掲載